AI文章とソーカル事件と
AIで文章を書くことは一般的に広まってきているが、AIで書いてしまうと、自分の文章力は鍛えられない。
文章力を鍛えたいのであれば、AIを使うと意味がない。
世の中、あまりにもAIでアウトプットしようとし過ぎているのでは?と感じることがある。
現在、AI文章が氾濫した結果、多くの人は、どういった文章がAI臭いか、判別できるようになってきた。もしくは感じられるようになってきた。
「AIが書いていようが、人間が書いていようが、どちらでもいいのでは?」と考える人もいる。
それも一理があるが、AI臭が漂う文章ばかりが氾濫するのも、いかがなものだろうかと思ってしまう。
昔、ソーカル事件という出来事があった。
研究者がわざと出鱈目な論文を書いたところ、権威ある専門誌が掲載されてしまったという事件だ。
AIでも似たようなことが起きてないだろうか?
AIの文章はたしかに有用なものも多い。
一方、「もっともらしく」空っぽな文章を書くことも上手だ。
それを読んだ人間が、何か内容があると感じてしまう、という現象が起きてはいないだろうか?
AIと人間の区別ができないと、そういった「実は空っぽ」な内容を見逃すことにならないか?を懸念している。
一時期、ブログで「いかがでしたでしょうか?」とまとめの文章の冒頭に書くことが、テンプレ化したことがある。
「いかがでしたでしょうか?」はまさに「もっともらしいが空っぽ」な文章の典型だ。
そういった文章を大量にAIは生成し、人間が採用して記事に混入させてしまっている。
AI文章ばかり読んでいたら、AI文章のような文書しか書けなくなるだろう。
AI文章は、確率論だから、文章の後に、それっぽい文章を繋げてるだけだ。
どうしたら防げるだろうか?
やはり、AIは自分を鍛えるために使うしかないと思うなぁ。
火事場理論――あるいは、メタ認知を焼き払う方法
「もし今、火事が起きていたら、あなたは何をするだろうか?」
ふとこんなことを、あらゆる場面で自分に投げかけるといいのでは?と思いついた。
例えば、プレゼン前や、部屋が汚い時、大きいテーマで「自分の人生これでいいのか・・・」という問いが浮かんだ時。
火事場なら、プレゼンで長々と喋ってる余裕はない。
「こうこうで、こうなります、問題あればご連絡ください、さよならー!」
それ以上、話す余裕はない。そしてそれだけで最低限大丈夫だろう。
火事場なら何を家から持ち出すか?それはつまり自分が本当に必要な物たちだ。
ズボン一本、仕事道具、財布。
リストは驚くほど短くなるだろう。つまり、それ以外は最悪燃えても良いものであった。なんと無駄なものをたくさん持っていたことだろうか!
ドラゴンボールのセルゲーム編で、地球人が殺されている時、悟空が言った言葉は
「あとで生き返らせればいい。修行優先だ」
これが火事場の論理なのだ。取り返しがつくことは、やらなくていい。
先ほどの「こんな人生で自分はいいのか・・・」という哲学的な悩み。
火事場の人間は、もちろんこんな悩みは持たない。考えている間に焼死してしまう。
「人生の意味とは?」といった、「メタ認知」をしない人々は大勢いる。
そんな彼らは「火事場にいる」のだろう。だから考える余裕が無いのだろう。
「メタ認知」は人間だけが行える。牛や豚は「生きるとは何か?」とは考えない。
つまりメタ認知できることこそが、人間を人間たらしめていると言いたくなる。
では、メタ認知することは、人間にとって幸せなのだろうか?
答えは否。人生が満たされている人、幸せな人も、メタ認知を驚くほどしない。
メタ認知をしない=火事場にいる、と定義すると「幸せな人は火事場にいる」となる。
さて、火事場を定義しなおす。
火事場とは「メタ認知不在の没入状態」だ。
一段上から自分を眺める余裕がない状態だ。
メタ認知不在になるのは、どういう場合だろうか?
2つのパターンが考えられる。
1. 緊急事態の火事場
・緊急事態で余裕がない。生存や目先の問題解決に集中せざるを得ない。「考えられない」状態。
2. 充足状態の火事場
・人生が楽しく満たされている。今ここに没入している。「考える必要がない」状態。
両者の共通点は、目の前のことに集中している、という点だ。
緊急事態でギリギリの人生の人と、人生満たされたという人は、同じ穴の狢と言えてしまう。
そして、緊急事態でもなく、人生に満たされてもいない人だけが、火事場から抜け出せる、ということになる。
マズローの欲求階層で言えば、下位欲求が完全に満たされてもダメ、満たされなくてもダメなのだ。
メタ認知ができる人々は、そんな中間の宙ぶらりんな場所で、無用な問いを抱えて立ち尽くしているのだ。
この「火事場理論」とでもいうべき理論は、結局なんなのか?
それは、私自身のような「メタ認知をしすぎる人への処方箋」だ。
考えすぎた時、「いま、もし火事が起きていたらどうする?」と考えるのだ。
これにより、考え過ぎを防ぎ、強制的に「今ここ」へ没入し、メタ認知のループから抜け出すのだ。
火事場では、誰も人生の意味を問わない。
火事場では、誰も完璧な資料を作ろうとしない。
火事場では、誰も「これを捨てていいのか?」と悩まない。
たしかに、私たちは火事場にいない。
でも、「火事場にいるかのように振る舞うこと」はできる。
メタ認知を一時的に焼き払い、行動の本質だけを残すのだ。
考えすぎず、行動するために。
GYP
ガチでやる気パーソン
GYPは[突破力]のあるアイデアや知見を生み出す[原動力]となる。
組織の規模や資金力よりも[GYPの意志]が[未来を切り開く鍵]となる。
一方で組織が大きくなるとGYPが疎まれる傾向もある。米国ではストックオプションでGYPを報いる文化がある。
GYPは[既に自分のやりたいことを見つけている]ので、[外から声をかけて仲間にするのは難しい]面もある。
GYPを中核に、周りを[与えられたミッションをこなす人]で固め、[口だけの人]は[辺縁に追いやる]のが重要。
GYPと仲間たちがいる組織は強いが、GYPと[便乗者]ばかりだと腐敗する。
GYP自身になるのは難しいので、GYPの近くで燃やされたいという意見も。
GYPの[モチベーションを削ぐマネージャー]がいると現場が終わる。
GYPは中学生の頃から考え続け、[休日返上]で[没頭]するタイプが多い。
やはりやる気。
集中してはいけない

リラックスして広く頭を使うことで、分散系が活性化して新しい発想が生まれる。
サバイバルモードだと、集中系が活性化して、持っている知識を引っ張り出して問題対処する。狭く頭を使う。
サバイバルモードは、太古の狩猟時代に獲物を狩る時や、外敵の脅威に対処するために重要だった。
恐怖や強いストレス下で生き残るための本能だった。
視野を一点に絞るやり方だから、広い視野が必要な場面ではデメリットも大きい。
新しいモノを作ったり、新しい改善策に気づいたり、新しいやり方を生み出すのはサバイバルモードではない。
リラックスしなければいけない。
心理的安全性はコミュニケーションだけのためではない。独りで発想するために重要なのだった。
常に余裕のある環境に居るべきだ。
仕事なら、オフィス、リモート関係なく、リラックスできれば良い。時には散歩したり、宙をボーッと眺めていい。それがオフィスでできないならリモートにするか座席が籍を別に移る。リモートして対面した方がよければさっと出社して終わったらさっと帰る。
そういう環境を創ろう。
質のために、手を止めよう
アウトプットの「量」というものは分かりやすい成果で、つい量を求めがちになるんだけど。
今できる最高のものを量産するのも素晴らしい事だけど、それではいつまでも「質」に対するブレイクスルーが起こらない、ってことがよくある。
では「質」を上げるにはどうしたら良いかというと、やっぱり何処かで手を止めて、じっと課題と向き合う時間が必要だと思う。
課題をあらためてよく観察して、お茶でも飲んで、散歩しながら思案して。
こうした時にパッとアイデアが出るという経験は誰しもあると思う。
リラックスして、頭を柔らかくした時にしかできないことがある。
つい、日々何かに追われて忘れがちだけど、急がば回れという先人の言葉は多分正しい。
(今風に言うとストレッチゴールに対して、マイルストーンを細かく立てて、成果指標を小刻みに確認しながら、進んだ方がいいということなんだろう)
経験値とHPとMP

人間の活動において大事な項目として、経験値、HP、MPがあるなーと考えた。
経験値
人間の経験値は、3歩進んで2歩下がる、のような感じだと思う。
何かをした時、成功が3つ。失敗が2つ。
進捗としては3歩前進、2歩後退で、トータル1歩しか前進できない。もどかしく感じたりすると思う。
しかし、経験としては合わせて5歩を得ている。つまり失敗も経験値という観点からはプラスだから無駄じゃない。
良くないのは成功も失敗も0の時だろう。何もしていないということなので危機感を感じた方がいい。
MP
だからといって経験値稼ぎを永遠に続けるのは危うい。人間には経験値の他のパラメータもあるからだ。
MP(メンタルポイント)は、失敗の数だけ下がっていく。
経験値がいくら上がっても、MPが0になっては戦闘不能になってしまう。
だから、経験値を貯めていく過程の中で、MPを都度回復しなければならない。
一旦作業を止めて、元気を取り戻す必要がある。
HP
ヒットポイント。これは活動するだけで刻一刻と下がっていく。加齢でも下がっていく。
なので、休息したり、食事をしたり、寝たりして都度回復する必要がある。
経験値以外にも目を向ける
経験値稼ぎが楽しいあまり、ハードに働き過ぎていると、MPやHPの存在を忘れがちなので気をつけましょう。
え?365日ハードに働いても疲れ知らずの人がいるって?
その人はHPやMPの上限値がよっぽど高いんでしょ。
HPとMPは必ず下がるものなので、回復上手ともいえる。
上限値は、人によって個人差がバラバラなので、自分の限界を見極めてその範囲で経験値を稼いだり休息したりしましょ。
もちろん運動や筋トレをしたり、修養して上限値も一定程度上げられるので、地道にメンテナンスしていこう。
