ダグラスの日記

これはみんなの為のブログであり、誰のためのブログでもない

【メモ】LayerXさんの羅針盤を読む

 

読んだ。よい。

 

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1. 凡事徹底

当たり前は頭では簡単に思い浮かべられるわりに、実践は難しいですよね。

 

2. 情報を透明・オープンにする

クローズにするときは大抵、怖い、勇気がないみたいなことが多いので、信頼とセットになってるんでしょうね。

 

3. 息を吸うように他者プロダクト・試作を調べる

学ぶは真似ぶ。

 

4. 長時間より長期間

全力疾走は、健康・メンタルなど壊す可能性がありますよね。

 

5. 提供価値にこだわる

当たり前のように聞こえるけど、凡事徹底。

 

6. 裏のニーズを探る

「お客様の声」というのは、木でいう枝葉の「一部」なんですよね。

幹から理解しないと、枝葉全体にいきわたる施策はできないので、大事。

 

7. 使われないものを作らない

  • 使われないものを作らない
    • やらないことを決める
    • 顧客・ドメインエキスパートの声を聞く
  • 仕様をシンプルにする
    • 複雑な仕様は何かが間違っているという嗅覚
  • 言われた通りに作らない
    • 顧客の本当のお気持ち、真のペインを解決するものを作る
    • 使われるものを、シンプルに作る

8. 事業計画は約束

 

 

9. 実行と戦略をわけない

「戦略とはそこで生まれる考察を言語化し、苦渋の思いで絞った優先度をさします」

いろいろ応用できそうな言葉だ。

 

10. ボールを拾う人が偉い

課題化されていない課題を発見するって凄いことなんですよね。

気付かなければそのまま潜在的な課題に気づかないままどこまでも行ってしまうわけで。

 

11. 型に投資する

仕組み化と言語化

過去の仕組みは、現在・未来において常に誤ったもの。批判的・懐疑的に既存の仕組みを見ていないと、型を守る方向にどうしても人間は行きがちですね。

 

12. 全員〇〇

たしかに採用に対して狂気的なものを感じる。

 

13. xOps 全ての業務にテックを活用する

 

14. 20%口出しルール

縦割りはクローズになるから、透明性を高める上で大事なルール。

 

15. NoじゃなきゃGo

「上司は全ての正解を知りません」この認識大事。人間、つい質問して答えを教えて欲しいものだが、答えは自分で探すか見つける姿勢は大事。

チャレンジしよう。

 

16. 失敗する人が偉い

これがルール化されていると、非常にチャレンジしやすくなりますね。心理的な抵抗感が大分なくなるんじゃないかな。

17. ドライバーハンドルを握る

バスに乗るより、運転しよう、と。

 

18. 信じて任せる

信じて任せるけど、ほったらかしにしない。バランスが難しいけど、長い目で成長を促して組織を支える人材になってもらうには良さそう。

 

19. 自分の言葉で伝える

自分事になると熱意が出る。

 

20. 全体最適を諦めない。常に横を見る

自分だけよければいい、という観念に抗おうとする意志を感じる。

羅針盤で、セクショナリズムに対抗する意思を何度も見かけてきた。

チームで、組織で、みんなで、持続可能性を高めようという意思も感じる。

 

Appendix

トラストフルフィードバック

何かモヤモヤするけど言いにくい、みたいなのはよくある話。こういうものを溜め込んでも良いことはない。
ただのフィードバックではなく「トラストフル」と冠しているところは重要。
全面的に信頼し合う、という前提だから、フィードバックができるし、受け入れられるし、良い関係でいられる。

 

Bad News First(悪い情報こそまず共有)

大事。これが20個の中ではなくAppendixに入っている理由は、「16. 失敗する人が偉い」があるからかな。

 

未来の組織図から逆算する

とても面白い考え方!ゴールから逆算するのは大事なんだけど、組織図というのが面白い。考えてみよう。3年、5年という時間軸ではなく、3カ月、半年、1年、1.5年というのも面白い。

 

自分より優秀な人を採用する

面白いなぁ。

Aクラスになりたかったら、Aクラスの人やSクラスの人から学ぶしかないと思うんですよね。大事大事。

 

日報を書く

めっちゃ大事だと思う。リモートやってると余計にそう思う。なので自分は言われてなくても書いてる笑。仕組みにしないと書かない人も結構多いんだけど、状況や人となりなど、毎日顔合わせない環境では、相当重要だと思ってる。

 

 

いや、面白い会社ですね。これを実践されているならそれは強い。どんな人たちがいるんだろう?気になりますね。