ダグラスの日記

これはみんなの為のブログであり、誰のためのブログでもない

プログラマーとコミュニケーションスキルと昔と

 

こんなツイートがあった。

 

 

 

 

それに対してこう応えた。

 

出典:

Program manager – Joel on Software

 



また、下記の記事で、こんな一節があった。

findy-code.io

 

厳密に書けば即座にその通りに動いてくれるコンピュータを扱うことが好きでこの仕事に就いていた自分にとって、人間を相手にすることの難しさを引き受けなければならないことは、想定外のことでした。それでもなんとかこの役割を続けることができていたのは、隣に先輩のチーフエンジニアがいたこと、それから、はてなという会社やその文化が好きだったからだと思います。インターネットに本格的に出会ったときに感じた自由さや創造性や知性を、自分の手で実現していくためにも、周囲にいるエンジニアたちに活き活きと働いてもらえる環境を作っていく必要がある。そう感じていたから続けられていたのだと思います。

 

プログラマーも、コミュニケーションスキルを付けなければならないという風潮だ。

とくに間違っていると言うつもりもない。

 

しかし、プログラマーという人種は、そもそもコミュニケーションをしたかった存在だったのだろうか?

コンピューターの事が好きで好きで、コンピューターでゲームを作りたくて、

ただただコンピューターと自分だけの世界、もしくは同じような人種が集まっていれば良かった人たちだったのではないか?

 

 

実は、そんな世界が最高だったのかも知れない。

 

そんな自然な姿を変えさせられて

ビジネス、資本主義、損得、競争

その世界に投げ込まれているのかも知れない。

 

そんな世界に引き摺り込まれて、誰が得をするのか?

昔のようなプログラマーじゃない人たちだ。

ただただコンピューターをいじるだけで人生を終えられない人たちだ。

 

「エンジニアもビジネスの理解を」

 

もっともらしく言うが、人の幸せを奪っている可能性を感じていない欺瞞的な言葉だとは言えないだろうか?

 

特にそういうことを声高に叫ぶ人を非難するつもりもない。

誰もが余裕が無いのだ。

ビジネス的価値よりも、個人の喜び・幸せを優先するような世界には、まだなっていない。

自分の好きなことだけやっていて、回るような世の中になってはいない。

 

ただ、このような人たちを絶滅させるような風潮、余裕の無さが、気になるのだ。