こんなツイートがあった。
プログラマーって高度なコミユニケーションスキルが必要なのに、人が嫌い喋れない人にオススメする職種なのおかしくないか?
— 狗子_ゲームプログラマー (@inu14908127) 2023年7月25日
会議でヤバい案が出た(簡単な処理だと誤解してる等)時に説明して理解させれなければ大変な事になるじゃん。
目に見える進捗が遅い時(内部や土台を
作っている最中等)仕事をキチンとしていた事をIT知識の無い、間違った思い込みがある年上に説明しなきゃならない。
— 狗子_ゲームプログラマー (@inu14908127) 2023年7月25日
こんなのまだまだ序の口
会話のキャッチボールが出来てないと思う人にITを勧めたら勧められた人地獄見るぞ。入れてしまった会社もな
それに対してこう応えた。
プログラマーは忙しくて話をしている暇がない(そもそも得意じゃない)から、喋りは喋れる上級プログラマーマネージャに任せようという流れが昔あり(なお、それで良いかは別の話) https://t.co/C2PuVKhpc7 pic.twitter.com/3jBRqyCXjK
— ダグラス𝕏 (@dglskaien) 2023年7月26日
出典:
Program manager – Joel on Software
また、下記の記事で、こんな一節があった。
厳密に書けば即座にその通りに動いてくれるコンピュータを扱うことが好きでこの仕事に就いていた自分にとって、人間を相手にすることの難しさを引き受けなければならないことは、想定外のことでした。それでもなんとかこの役割を続けることができていたのは、隣に先輩のチーフエンジニアがいたこと、それから、はてなという会社やその文化が好きだったからだと思います。インターネットに本格的に出会ったときに感じた自由さや創造性や知性を、自分の手で実現していくためにも、周囲にいるエンジニアたちに活き活きと働いてもらえる環境を作っていく必要がある。そう感じていたから続けられていたのだと思います。
プログラマーも、コミュニケーションスキルを付けなければならないという風潮だ。
とくに間違っていると言うつもりもない。
しかし、プログラマーという人種は、そもそもコミュニケーションをしたかった存在だったのだろうか?
コンピューターの事が好きで好きで、コンピューターでゲームを作りたくて、
ただただコンピューターと自分だけの世界、もしくは同じような人種が集まっていれば良かった人たちだったのではないか?
実は、そんな世界が最高だったのかも知れない。
そんな自然な姿を変えさせられて
ビジネス、資本主義、損得、競争
その世界に投げ込まれているのかも知れない。
そんな世界に引き摺り込まれて、誰が得をするのか?
昔のようなプログラマーじゃない人たちだ。
ただただコンピューターをいじるだけで人生を終えられない人たちだ。
「エンジニアもビジネスの理解を」
もっともらしく言うが、人の幸せを奪っている可能性を感じていない欺瞞的な言葉だとは言えないだろうか?
特にそういうことを声高に叫ぶ人を非難するつもりもない。
誰もが余裕が無いのだ。
ビジネス的価値よりも、個人の喜び・幸せを優先するような世界には、まだなっていない。
自分の好きなことだけやっていて、回るような世の中になってはいない。
ただ、このような人たちを絶滅させるような風潮、余裕の無さが、気になるのだ。