何度も読みたい文章を読んだ。
畑中氏の言葉から学ぶことは多い。畑中氏は、物語の中で
あなたが一番言いたいことを、脇役に言わせてはいけません。どんな意見であっても、必ず主人公に言わせてください。
と語っている。
これは一見、物語のテクニックなのだが、「自分の意見や信念をしっかり持ち、それを堂々と伝えることが大事」というメッセージに感じられる。
ただし、そのような自分の意見や信念などの「気持ち」だけでは伝わらない。
伝える「技術力」、つまりコミュニケーションの「技術力」が必要だ。
私も以前のブログで
自分の真の目的に対する強い信念・情熱に従い、自分の内なるやる気を追求し、それに忠実であることが幸福への道
真の「やる気」の源泉 -執着、崇拝、妄信- - ダグラスの日記
と書いたが、それを実現するためには、自己理解の「技術力」も欠かせない。
結局、心の中の思いを形にするためには、「内なる情熱」と「技術力」の両輪が必要なのだ。
さて、自分もその技術力をどう身に付けたものか。
畑中氏の提唱する回答は、「書き写し」「エッセイ」という2つのドリルだ。
- 書き写し:あなたのグッときたフレーズなどを書き写すこと
- エッセイ:それに対し自分の意見や感じたことを書くこと
あれ?意外とこのブログである程度やっていることかもしれない・・・?
分からないが、本ブログを続ける動機が一つ増えた。少しでもやりたいことのための技術力向上になると信じたいな。