エンジニアの攻撃的な発言について話題になっていた。
エンジニアが相手に攻撃的な発言をしたり,マサカリを飛ばすのは自尊心を担保するためなのか,相手が謝罪することで自分自身の知識が上回っているという優越感に浸りたいのか,どういった心境から攻撃的になるのだろう,とふと。 ※現職の話ではありません
— めもりー (@m3m0r7) 2023年8月1日
自尊心を担保するため説
優越感に浸りたい説
最近の私の答えは恐怖心
— ばんくし王 (@vaaaaanquish) 2023年8月1日
恐怖心説
マサカリ投げまくっていた身から振り返ると、
— kmizu (@kmizu) 2023年8月2日
・事実でないことは正されるべき
・事実でないことを端的に正すのは対人攻撃ではない
という信念に加えて、
・こんなふざけた誤りが流布してるせいで世の中(主語デカ)が悪くなってるんだよ
という憤り辺り?
↓ https://t.co/ZcCVfjmKu3
事実を正しているだけ説
世の中を良くするため説
ここ10年くらいでソフトウェアエンジニアでも直球マサカリは控えましょう(言い方はよく考えましょう)的になってはいるけど、根本はある種の信念であり、場合によって憤りだったのかなあと。
— kmizu (@kmizu) 2023年8月2日
↓
信念説
憤り説
この信念の根源はと考えると「事実に基づいて意思決定される世の中こそが良い世の中だ(事実でないことがより正されることが良い世の中へ近づくことだ)」にたどりつくんじゃないかなあ。
— kmizu (@kmizu) 2023年8月2日
で、誤りに基づいて意思決定されるよりは事実に基づいた意思決定の方が一般論として正しい
↓
世の中を良くするため説(の続き)
基本的な「信仰」としては良いとしても「とはいえ言い方考えないと人はムッと来るものだよ」という意識がどうしても希薄だったのかなとは思う(同族同士でもマサカリ投げあってた時代があったわけで)。
— kmizu (@kmizu) 2023年8月2日
↓
信仰としては良い説
言い方は良くなかった説
しかし、振り返って「マサカリ投げ合うのが普通の時代」において、直球マサカリを自分が投げられたときに自分は本当の意味で「平気」だったかというと少なくとも「痛く」はあったかな。
— kmizu (@kmizu) 2023年8月2日
事実の前に自らの自尊心など塵であるという信仰があるから耐えられるだけで。
↓
マサカリ投げる方も痛い説
自尊心より事実説
ここまで掘り下げると「事実への信仰がある人間」と「無い人間」という区分があって、第二に言い方への配慮がある/なしがある、ということになるのかな。
— kmizu (@kmizu) 2023年8月2日
事実信仰するかしていないか説
その道を極めてつよつよになってる人間、分野問わず思想が強いという共通点に気づいた。
— yomoberry (@Doma_Ha_Sue) 2023年8月1日
なんというか、つよつよ度合いに比例して、己の思想を押し付けてくる割合も指数関数的に上がるというか、そう見える
攻撃的なエンジニアは思想押し付けが強い説
マサカリ投げられた‼️攻撃的‼️マウント取ってる‼️みたいな話は、
— 🈚️うひょ🤪✒📘 TypeScript本発売🫐 (@uhyo_) 2023年8月1日
なら淡々と事実だけ指摘して帰ればOKなのかというとそうでもなく、それでも結局マウント取ってると思われる可能性が5000兆パーセントほどある。実際には相手の自尊心をフォローするなど追加のコミュニケーションが求められている(?)
マウント取ってると思われる説
自尊心フォローのコミュニケーション求められている説
ひとつひとつ見ていこう。
(なお、以降の考察は、発言者の方々個人に対する考察ではなく、一般論としての考察であることをご了承ください)
自尊心を担保するため説
これは理知的なエンジニアには思い当たらないと思うが、非常に多い。
ビッグモーター副社長などはこれに当たると思われる。
ビッグモーターの副社長(息子)のLINE、想像を超えるマジキチっぷりで草も生えない
— ゆな先生 (@JapanTank) 2023年7月28日
(フライデー誌より) pic.twitter.com/izWJi6YNWw
どんな時そうなるか
身に余る権力を持たされた場合や、有能すぎる部下を持った場合などに起きる。
なぜそうなるか
自分に自信が無いのだが、かといって自信を得るための自己成長を選択しない場合、体面だけでも保とうと考える。
そこで、相手に攻撃を行い相手が弱ることを確認し始める。
これにより、自らの方が力が上なのだと錯覚し、自尊心を守ろうとしているのである。
対策
攻撃者側は、己の自信の無さを認め、自信がつくように成長することである。
しかし、成長するまでの過程では、相手より弱い状況が続くので、自尊心の傷つきに耐える力が必要となる。
被攻撃者側は、相手の自信の無さを指摘してはならない。それでは「攻撃者」と同じである。
かといって、攻撃者が成長するまで耐えるのも避けたい。成長するまでどれぐらいかかるか、何カ月、何年、何十年かかるか分からないからだ。あるいは一生成長しないかもしれない。
攻撃者から距離を取ろう。部署移動するか、転職しよう。
他に世界は普通に沢山ある。
部署移動も転職も今すぐできない場合は、耐える力も必要かもしれないが、おすすめはしない。
人間、一度メンタル・身体を壊すと、元に戻るまで年単位を必要とするからだ。(あるいは一生元には戻らない)
(長くなったので一度ここで筆を止めます)
優越感に浸りたい説
恐怖心説
事実を正しているだけ説
世の中を良くするため説
信念説
憤り説
信仰としては良い説
言い方は良くなかった説
マサカリ投げる方も痛い説
自尊心より事実説
事実信仰するかしていないか説
攻撃的なエンジニアは思想押し付けが強い説
マウント取ってると思われる説
自尊心フォローのコミュニケーション求められている説